JBA WEST ART MESSAGE VOL.2

(公・社)日本バレエ協会関西支部主催、第2JBA WEST  アートメッセージが無事終演いたしました。
田上世津子振付「海賊」より花園、原田みのる作品、矢上恵子作品、そして深川秀夫振付「ガーシュイン・モナムール」と多彩な充実したプログラムでした。

 スタジオの生徒3名が参加して、海賊とガーシュインを踊らせていただきました。
重要なポジションを踊ることになり、プレッシャーに押し潰されそうになり思い悩んでいる様子、直前のケガで思うようにリハーサルできないジレンマなど、生徒たちそれぞれが葛藤している姿を傍らで見守り励ましてきました。

 所属を越えて沢山の方々とひとつの舞台を創るのはダンサー、スタッフ共に本当に大変なエネルギーがいることですが得るものは大きいです。
今回、生徒たちは色々思い悩んだりしていましたが、精神的、技術的にも大変成長しました。
とても有り難い機会だったと実感しています。

 今回、私自身もガーシュインでミストレスを努めさせていただき、大先輩の由利先生から多くのことを学び、若いダンサーたちとリハーサルを重ね新鮮な気づきが沢山ありました。
そして何よりまた秀夫先生の作品に触れることができてとても幸せな時間でした。

 本番はお世話になった秀夫先生や矢上先生の作品を袖から見ながら、この世に存在されなくても作品は生き続けている…偉大なお二人との思い出が甦り胸が熱くなりました。

 ほとんどが初めてご一緒するダンサーたち。最後までベストを尽くし取り組んでくださいました。
コンクールなど自分の踊りをジャッジされるのではなく、創り上げた作品をお客様に楽しんでいただく舞台。
ダンサーたちも客席から送られた温かい拍手が心地良かったのではないでしょうか。
改めて先に繋がる素敵な舞台だったと思います。

 この舞台に関わりお世話になった皆様、心から感謝し御礼申し上げます。
ありがとうございました!

 

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